HDDの論理的障害とは、ハードウェアとして破損しているわけではなく、HDDをPCが認識できない障害のことをいいます。ファイルが読み出せない、ファイルの読み書きが異常に遅い、HDDにアクセスできない、起動時にHDDを認識しないためオペレーティングシステムが立ち上がらない、などがそれにあたります。

1)ファイルが読み出せない
フォルダにあるファイルをダブルクリックしても開けないなどが起きます。ほとんどのオペレーティングシステムはGUI(グラフィカル ユーザ インターフェース)を採用しており、現実の机の上にあるようにフォルダやファイルが表示されています。しかし、実際のファイルはHDD上に記録された磁気データの集まりです。
ファイルを読み出すということは、HDD上のデータの先頭部分から順番にデータを読み出していき、すべてを読み込んだら画面に表示する作業を行なうことになります。データの先頭部分やデータ内にエラーがあると読み出せなくなります。

2)アクセスに時間がかかる
ファイルを読み出す時に、データがHDD上で分断されていたり、途中のデータにエラーが生じているとそのデータを読み出すのに時間がかかります。さらにHDD上のすべてのデータを管理するファイル管理部分にエラーがあると、読み出しに時間がかかります。

3)HDDを認識しない
システムが立ち上がらない場合や、外付けHDDを認識しない、という場合は、データの損傷や破損、またはファイルシステムの損傷、MBR(Master Boot Record)などの損傷が考えられます。
※MBR:PCが起動するために必要な情報



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